25-26シーズン・オープニング@白馬八方尾根

あらためまして、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今シーズンもここ数年の傾向よりも早めに雪が降り始めた。
まあまあの降雪に恵まれた先シーズンと同様に、スキー場より先に初冬のツーリング先で初雪を拝むことになり、「今シーズンも期待できるぞ」と十分以上の積雪の可能性を感じていたのですが、本格的なシーズンの幕開けとなるはずのクリスマス時期に、一気に昇温傾向となってしまった。

石ころやブッシュに気を割かずに済む程度の積雪があることと、気の早いスキーヤーやボーダーが散って、混雑が緩和される程度の数のスキー場がオープンされた頃にシーズンに入るようにしている。
目安としてはかぐらスキー場の田代エリアがオープンするタイミング。
今シーズンは12月20日に田代エリアがオープンすることが発表され、そこに狙いを定めて諸々の準備を進めていたところ、幸か不幸かその二週間前にクリスマス〜年末期間が昇温傾向であることが判明。
ただでさえ少ない雪が溶けてしまう前にシーズンインすべく、計画の前倒しを余儀なくされた。

というわけで、あれこれ調整して今シーズンは18〜19日の白馬からスタートすることに決めた。

水曜日の夜に埼玉を出発。いつものようにテッペン頃に白馬に到着して車中泊。
サーフィンと同じルーティンなのですが、外気温が低いことに加え、途中の積雪路での緊張感など、その感覚は似ているようで全く違う。何より、冬用の寝袋の温かさが身に染みてむしろ心地良い。
車中泊は冬に限る。

翌朝。八方尾根は曇り空。
天気予報は10時頃から晴れてくると言っているが、ただでさえシーズン初日はレイヤリングに悩まされるのに、いきなりこういったトリッキーな天候は一番困る。
「風邪ひいたか?」と思うくらい ガチガチと寒さに耐えるような日を一日過ごすと、不思議とそれ以降、冬の寒さへの耐性が身につく。それを毎シーズン雪山初日に済ませるのが慣例なのですが、今シーズンはツーリングの時にそれを済ませていた。
おかげでそれ以降、サーフィンでも寒さを感じることもなく過ごすことができている。
この日もシーズン10日目のような寒さへの慣れを感じることができており、ベース、ミッドレイヤーに先シーズン中のセットを着込んで何の問題もなかった。

ゴンドラの8時運行開始に合わせて30分前に乗り場に着くと、すでに50人上の方が列を作っていた。
このソワソワする感じ。自然と冬型のスイッチが入る。
ちなみに、ここが八方尾根の「初滑り一日券¥5,000」の最後の二日間。
滑れるのはパノラマコース、兎平、黒菱上部のみなのですが、巨大な八方尾根なので、それだけでも十分。
通常一日券が8,700円だと考えれば確かに割高だけれど、5,000円は結構妥当な値段設定だとすら思えてしまうから困ったものだ。

そんな私のシーズンオープニングを任せるのは『KORUA SHAPES APOLLO』。
今回持ってきたスノーボードはこれ一本。
APOLLOは今シーズン新たに手に入れたボードなので、すぐに試したかったのは確かなのですが、言ったように今シーズン乗り込みたいのはチューンナップに出したGENTEMSTICKの3本の方。
ただ、その3本を安心して出すにはまだまだ雪が足らない。

本末転倒と知りつつも、この赤い『UNION STRATA』を持っていたことが、滑走面の赤いKORUAに手を出すキッカケになっていたことも否めない。KORUAに赤いSTRATAが装着されている状態を見たくて、APOLLOを買ってしまった。なんてこともなくもない。

「KORUAに赤いバインを合わせるオレ」とか、まあまあいい気になりながらこの写真も撮ったりしていたのですが、「ひょっとして、KORUAにSTRATAってちょっと違う?」と気づくのは、このもう少しあとのこと。

ゴンドラを降りると、新雪を目指しみなさん揃って兎平に架かるアルペンクワッドリフトの方に並ばれていたが、私は大好きなパノラマコースへ向かう。
この前日はそこそこ降雪があったようで、平日の朝一にゴンドラ乗り場に並ぶようなスキ者のほとんどは、コース上部の新雪競争に参加されたようだが、さすがの白馬でもこの時期の新雪はまだ重い。いわゆるモナカ系の足を取られる雪質。加えてこの視界なので、シーズンインから怪我とか笑えない状況が容易に頭に浮かぶ。ここは“君子危うきに近寄らず”の精神。
と言うのは半分以上嘘で、競走に参加したくても諸々自信がないだけのこと。

というわけで、この日は自身の体力と新しいボードのチェックに集中する。
パノラマコースの斜面は斜度といい広さといい長さといい、まさにシーズンインのリハビリにもってこい。なのですが、パノラマコースの視界も悪い。
速度感が全く掴めない。雪面の状況が分からないので慎重に行き過ぎてしまい、気がつくとターンを切り返せないほど減速させてしまう。
それはこの日初めて乗るAPOLLOのせいでもあったりするのですが、その話はまた今度。
仕方がないので、技術的なリハビリは置いておいて、まずは足腰を作ることに気持ちを切り替え、パノラマコースを10本滑ると心に決めた。

この前に行ったサーフィンで、少し乗り過ぎたくらいでフラフラになってしまっていたので、今シーズンは例年上に体力的な心配があった。
歳のせいにはしたくないのですが、いよいよ大台に乗ってしまった今年は尚のこと体力に自信が持てていない。
サーフィンもオートバイもスキーやスノーボードで使う足腰のエクササイズにはまったくならないと思っている。そのサーフィンでフラフラになっているのだから、場合によっては中距離のコース1〜2本でギブアップしてしまうのではないかとかなり心配していた。

のですが。
膝も腿も10本滑っても音を上げるどころか、むしろ調子が良いと感じるほどだった。
いつもなら初日にこれだけ滑ると、腿筋がまるで肉離れのような痛みに襲われて強制終了するのですが、この日は予兆は感じるものの痛みは発生していない。
ここ数年にはないほど身体が仕上がっていたのには驚いた。
考えられる理由は間違いなくサーフィンなのですが、まったくもって自覚がない。下半身にきちんと負荷がかかるくらいのサーフフィンができるようになったのだろうか??

パノラマコースを10本やっつけた頃にはアルペンクワッドリフトの乗り場もすっかり空いており、意気揚々とスキー場上部へと向かう。
もちろん、コースの新雪はきっちりと清掃が済んでいて、言ったように水分の多いモナカ雪だったため踏まれて固まり、すでに荒れ果てていた。
こちらは斜度もあるので尚のこと、この視界の悪さが恨めしい。
初日に怪我なんてしたらそれこそ笑えないので、ここでもエクササイズと割り切ってセイフティに滑ることに専念する。

兎平、黒菱と2本ずつ滑り、もう2本パノラマコースを滑ったら、スキーにモードチェンジするため一旦下山。
こういう雪ならスキーに限る。

中腹から下は晴れていた。
天気予報が言っていた「晴れ」ってこういうことなのね。

今回スキーは『VECTOR GLIDE MAKE BC』を持ってきた。
何はなくともこいつを試さないと、私の今シーズンのスキーははじまらない。

とはいえ、スキーにしてもまだインプレッションできるような状態ではなく、まずはきちんと滑れるようになることに専念する。
ただ、そんなよちよちの状態でも、MAKE BCが想像通りに乗りやすい板であることはよく分かった。っていうか、そんなよちよちだからこそ身に沁みて分かったと言った方が適切か。
特にこうした荒れた斜面での操作性が高いことはよ〜〜く分かった。
そして、シーズン初日からきっちりスキーも熟せるくらいに下半身が充実していることには自分でも驚いた。
スキーとスノーボードでは、使う筋肉がまったくと言っていいほど違う。
それはベツバラという意味ではなく、スノーボードをしていても鍛えられない筋肉の部位という意味で、毎シーズン最初は必ず痛むのですが、今回は痛くならなかった。
これはいったいどうしたのだろうか。たまに漕いでいた自転車のおかげ??とか??まさかな〜〜〜〜
(ちなみに、2日間滑って家に帰った翌朝の筋肉痛はシャレになっていなかったけれど)

スキーも2時間ほどやっつけ、14時に上がることにした。
初日からなかなかの充実ぶりだ。
ゲレンデを離れ、いつものように白馬に点在するショップを巡ってから、いつもの『倉下の湯』に向かうと、いつもは隙間もないくらい多くの人で賑わっているはずの湯船を貸切で味わうことができてしまった。
スキー場や白馬の街中ではすでに多くの外国人観光客を見かけたが、これでもまだ少ないのだろう。
さすがは12月の平日。なんかすんげ〜得した気分。

実は今回からついに我が家(車)にも電子レンジが装備された。

OYくんがクルマに電子レンジを装備したときは「そこまでやるかね?」と、まあまあ引いたのですが、結局私も同じ穴のムジナでありました。むしろOYくんのキャラバンより、ずっと似つかわしくない車型なので、よっぽど私の方がいかがわしい。
ただ、車中泊ライフのアキレス腱はトイレと「食」だ。そのことに気づくのに大した時間はかからなかった。
これまでは、お湯を注げば食べれるものか、バーナーで直接温められる冷凍うどんくらいしか温かい食物にありつけませんでしたが、これで車中の食のバリエーションが一気に増える。
買い置きしたコンビニおにぎりが、寒さでカチカチに固まっていたこと、皆さん一度はありますよね?弁当を温めることはもとより、レンジがあれば冷えて固まったおにぎりも、炊き立てのように復活するんです。
何より、これで夜な夜なゾンビのように徘徊するインバウンドたちによって、夕食難民にされる危険を回避することができる。言ったようにこの日はまだ外国人観光客も少なく、そういった危険性も少なかったのですが、せっかくの電子レンジ導入記念日なので、コンビニ弁当をチンして夕食にすることにした。
というわけで、ポータブルバッテリーを導入してから、我が車の電化は急速に進んでいる。
ただ、17時から車内で充実した食物とともに宴会を始めると、無駄に食べすぎるし飲みすぎる、ということが、今回いみじくも判明した・・・
人は少し不便なくらいが健康的なのかもしれない。

(つづく)

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • こんにちは、いつもブログを楽しく拝見しています(^^)

    軽油の凍結対策の質問よろしいでしょうか。

    去年、ガソリン車からマツダCX-8ディーゼルに乗り換えて、初めての冬シーズンです。
    12月~3月は毎週のように都内から群馬の雪山にスノーボードに行きます、
    いつも日帰りなので、午前8時頃スキー場に到着して14時くらいに駐車場を出ます。

    私はこのような使い方なのですが、軽油の凍結対策は、どうされていますでしょうか?
    やはり現地で入れているのでしょうか?

    ご教示いただけたら嬉しいです!

    よろしくお願いいたします。

    • kazuさん
      給油する軽油に関して、私はまったく気にしておりませんでしたww
      昨年山形に行った際は、夜はマイナス10℃を超えていたと思いますが、そのときはこちらで満タン給油した軽油てそのまま帰ってきました。
      道の駅片品でも夜はマイナス10℃を超すことがありますが、翌朝問題なくエンジンは始動できております。
      きっちり空にしてから現地で給油しないと意味がないので、軽油を選ぶというのは現実的ではないようにも思います。
      いいかげんな返答ですみません!

  • とても参考になりました!

    「埼玉のへそ曲がりさん」の環境は、私の環境よりもはるかに厳しいと思いますので、それでも問題ないということは、きっと大丈夫なのだろうと感じました。

    実は15年ほど前のことですが、友人のハイエース(ディーゼル)で雪山に行った際、とても寒く、吹雪いていたこともあったせいか、軽油が凍ってエンジンがかからなくなってしまいました。
    レッカーを呼ぶことになり、なかなか大変な経験をしたため、少し神経質になっていました…。

    話は変わりますが、私もサーフィン(ミッドレングス)をしておりまして、以前、千葉北の最北端にある風光明媚な場所で、「埼玉のへそ曲がりさん」らしき方をお見かけしたことがあります。あそこは本当にメローで良い波ですよね(^^)

    これからもブログを楽しみにしています。
    ありがとうございました(^^)

    • おお〜っと。
      みっともないところをお見せしたかもしれませんね〜〜
      またアノポイントで見かけたらお声がけください!

kazu731129 へ返信する コメントをキャンセル

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