サイドカバーのメッキエンブレムを黒くしてみた

「R18を真っ黒にしたい」と、私は常ずね思っている。
中でも、時として安っぽく見えてしまうメッキパーツは、イの一番にブラックアウトしたい筆頭アイテムだ。
そんな私でも我慢しようかと思えるほどにBMWを含めた欧州のメーカーが用意するメッキパーツに安っぽさは低いため、後回しにしつづけていたメッキエンブレムのブラックアウト化。

こういったことは得てしてこれと言った理由やキッカケもなく、ある日突然やる気が起きたりする。

この日は午後まで仕事の連絡がないことが分かっていたので、朝目が醒めてすぐに「そうだやろう」と思い立った。

エンブレムは裏側のスナップワッシャを外せばコロッと外せる・・・と思いきや。
やっぱり両面テープで留められていた。
残った両面テープを剥がすのも面倒だが、これだけ細かい造作だと両面テープを貼り直す方が超面倒。
始めなければよかった・・・と思ってもここで引き返すわけにもいかず、そのまま作業を続行。

シッカリ脱脂してからプライマーを吹き付け、換装したら塗装開始。
気温は高く、陽差しも強く乾燥させるのに良いと思われるかもしれないが、湿度が高すぎて逆に不向き。
やっぱり塗装作業は春と秋が最適。

実は今回、メッキ部品を簡単にブラックメッキ化できるというスプレー塗装を見つけたことが、やる気が起こった発端だったのですが、これは完全に裏目に出てしまった。
まず、湿度が高すぎるせいかまったく乾かない。それと、艶が出ない程度の薄付けでないとブラックメッキっぽくはならない。塗り込むとただの艶ありブラックでしかない。
商品説明に「もしもの場合は簡単に剥がせます」と書いてあったのですが、シリコンオフを吹きかけただけでサッと一拭きで拭き取ることができてしまった。これじゃあたとえ完全乾燥できたとしても、洗車でも塗装に傷がついたりしてすぐに剥がすことになっただろう。言ったように両面テープの施工が一番面倒なので、その前に問題に気づけたのは不幸中の幸いか。

気を取り直してマットブラックで塗装し直した。

これもオーナーだけが気がつく小さな小さな幸せ。
お次はこれまた長いこと懸案のまま放置されているピカピカのエキパイに黒い耐熱バンテージでも捲こうか。

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