革ジャンってなんでこれほどまでに
オートバイ乗りの琴線に
触れちゃうんでしょう?
でも、
「見るからに」
「着せられてる」
「いきってる」など、
間違いなく自意識高めの
精神的障壁が存在していて、
それを身に纏うには
まずそこを克服する必要がある。
とかいうことこそ自意識過剰以外の
何ものでもないのですが
それを圧してでも着る気概が要ると
昭和の残党は思う。
そんなわけで、これまで
オフロード村に属していた私には、
少々遠い存在だった革ジャンですが、
新たな相棒を得たことで
いよいよ最低限の条件をクリアした。
残りの障壁は年齢という
厚顔で乗り越えてみようと思う。
![2023_1012-52.jpg](https://blog-imgs-170.fc2.com/p/s/y/psyvano/2023_1012-52.jpg)
バイク乗りが革ジャンを着るメリットは
出っ張った腹を目立たなくすることなど
見た目だけではない。
当時は防風性と切り裂き強度を
兼ね備えたプロテクション素材が
革しかなかった。
という根源的なレザーアイテムの
機能価値を遵守するならば、
ファッションブランドのものではなく、
ライディングウエア・メーカーの
作る革ジャンを買うに限る。と
私は信じている。
そんなわけで、
私が買ったのはKADOYA。
![2023_1015-13.jpg](https://blog-imgs-170.fc2.com/p/s/y/psyvano/2023_1015-13.jpg)
サーキット通いしていたときも
KADOYAでフルオーダーで作った
革ツナギを使っていた。
ちなみにその革ツナギは今も持っていて
久しぶりに納戸から引っ張り出してみた。
せっかくなので着てみようとしたが
やっぱり入らなかった。
ただ、それはお腹周りではなく、
身長だった。
縮んでしまったのだろうか。
最後に着たのは26歳とかなのだが、
まさかそこから背が伸びたとか??
![2023_1012-46.jpg](https://blog-imgs-170.fc2.com/p/s/y/psyvano/2023_1012-46.jpg)
さておき、
革ジャンの季節はとても短い。
真冬も革ジャンで乗りきる
粋に生きる人もいらっしゃるのですが、
私には無理だ。
そうした期間限定感の高さも
革ジャンの魅力だと思う。
そんなこんなが相まって
着るとその精神性も纏うようで
気が引き締まるのは私だけなのか?
単細胞こそ着るべき心の鎧であります。
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