【2024年答え合わせ】Kashiwax le Printemps

実質3日滑っただけなので、結論を出すほど吟味できておりません。
ですので、途中段階の感想としてお聞きいただければと思います。

『C.W.D.』『SPRING BRAKE』につづき、私が使っているKashiwaxの春用滑走ワックスは、今回ご紹介する『le Printemps』で3つめとなる。
現場での生塗り+コルキングでもイケるのかもしれませんがホットワキシングで使用しました。

「C.W.D.」の滑走性能に、春の降雪まで、シチュエーション変化を見込んだものが「SPRING BRAKE」だったと記憶している。
le Printempsには私が手に入れた「SPRING OLD SNOW」に加えて「SPRING NEW SNOW」があるのですが、NEW SNOWの方を使っていない。
ですので、これは私の勝手な想像でしかありませんが、もしかするとOLD SNOWはC.W.D.の進化版で、NEW SNOWはSPRING BRAKEの進化版なのかもしれない。

その仮説の真偽はさておき、私の感じた「Le Printemps OLD SNOW」の印象はまさに「C.W.D. (Covered With Dust)」の滑走感を嵩上げした印象でありました。

“滑走感”というのも抽象的なのでもう少し書くと、確かにC.W.D.は水分の多い雪面への引っかかりは少ないのですが、滑り方がどこか味気ないというか無機質に感じた。
「SPRING BRAKE」は「C.W.D.」よりもずっと普通の滑走ワックスっぽいぶん、水分が多く、汚れの浮いた分かりやすい春雪でのブレーキ感は出やすいように思う。
Le Printemps OLD SNOWは、SPRING BRAKEほど機能レンジが広くはないレベルでSPRING BRAKEよりも春のブレーキングスノーへの耐性を得ているように思う。
なので、春雪に移行しつつあるシチュエーションを含めて、はっきりと春雪になっていない斜面をLe Printemps OLD SNOWで滑るのは厳しいように思う。

先日滑った状況ではあからさまな春雪となったので、Le Printemps OLD SNOWは問題なく機能してくれた。
そして、その滑走力は途中の汚れ落としのスクレーピングを挟んで丸2日保ってくれた。
条件としては一番厳しかった3日目に関しても、水分が浮き始めた時間帯で汚れを落としを施して正午過ぎまでは目立ったブレーキもなく滑り切れた。

一番雪の汚れに強いC.W.D.。
水分の多い雪なら気温の高い春でなくても機能するSPRING BRAKE。
C.W.D.に、より自然な滑走感を与えられたLe Printemps OLD SNOW。
といった感じでしょうか。

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