【BMW R18】ライダーズパラダイス南箱根まで『CUSTOM WORLD 2026』を観に行った

叔母と従姉妹夫婦を訪れた翌日。
大月から高速河口湖線で御殿場〜元箱根を経て、20年以上ぶりに箱根にオートバイで走りにやって来たのは、『ライダーズパラダイス南箱根』で開催中の『CUSTOM WORLD 2026』を観ておきたかったから。

20年ぶりなんて言っているくらいなので、2019年にオープンしたライダーズパラダイス南箱根に来るのは、もちろんこれがはじめて。
ただ、ここがまだ『湯河原峠ドライブイン』と呼ばれていた頃には来ていたりする・・・

それはさておき、今回どうしても観ておきたかったのは、広島のカスタムビルダー『HEIWA MOTORCYCLE』が手がけた『“Wild Pigeon” | TRIUMPH TR6』
恥ずかしながら、HEIWA MOTORCYCLEを知ったのは『SHOEI Glamster HEIWA MOTORCYCLE』が発売されてから。「HEIWA MOTORCYCLEとはなんぞや?」と調べて広島にあるカスタムビルダーであることを知った。
ただ、そのあとオリジナルペイントされたGlamsterを手に入れているくらいなので、すでにHEIWA MOTORCYCLEに対してただならぬセンスの良さを感じていた。
それからすっかり(勝手に)HEIWA MCを身近な存在に感じてしまった私は、言うまでもなくInstagramにポストされるフィードをフォローするようになった。

そんなHEIWA MOTORCYCLEが手がけるオートバイは、軽量で機動性の高そうなコンパクトなスクランブラーが多く、“重厚長大”なイメージのBMW R18とはまるで正反対・・・のはずが、なんと!HEIWA MCがR18を手掛けることをInstagramで知った。

HEIWA MCは関西圏だけでなく、全国からのオーダーに応えているようなので、どこかでHEIWA MCが手がけたカスタムバイクを見る機会があるかもしれないのですが、とはいえそれは天文学的な確率。
広島を拠点に活動するHEIWA MCのカスタムバイクを拝める機会などそうそうないだろう。
今回の『CUSTOM WORLD 2026』は、私にとってまたとないチャンスなのでありました。

美しい仕上げだけでなく、キャブレターを前方に配置した後方排気とされていたり、単に外装を変えて見た目を良くするだけではないHEIWA MCのオートバイに対する確かな知識や技術をこのトライアンフから垣間見ることができる。

この『“Wild Pigeon” | TRIUMPH TR6』が、すでにMoMAクラスの芸術作品であることは、頭ではよーーく解っているのですが、それでいてどこか身近で、近所のコンビニにも走っていけそうな、とてもフレンドリーな雰囲気も併せて纏っている。
その根底には「走ってナンボ」という、オートバイ乗りのいちばん原始的で根源的な価値観が息づいていることは、ライダーであれば誰の目にもきちんと映ることだろう。
私はこのトライアンフしかHEIWA MCの手がけたオートバイを見たことがないのですが、Instagramにポストされる、ユーザーに手渡されていくオートバイ達からも同様の感慨を受ける。
HEIWA MCのオートバイ達は、特別でありながら、ユーザー達の日常の足として、どんどん路上へと解き放たれている。
いーなーこういう世界観。今日はとても良いものを見させていただいた。

かくいう私も、R18には同じ気概で向き合わさせていただいている。
やっぱりオートバイは走ることが第一。
眺めて感慨に耽るのが第二。
イジってさらに理解を深めていくのが第三だ。

ついでと言っては失礼なのですが、せっかくなのでこちらのカスタムバイクもご覧いただこう。

こちらは『Cherrys Company』が手がけた『“Highway Fighter” | 2014 BMW R nineT』。
こちらはHEIWA MCとは打って変わって、特別感がものすごい一台。
纏うオーラはすでにフェラーリ級。BMWだからALPINAか

ハンドプレスされたアルミ製のボディパネルに包まれた巨体が神々しい『CUSTOM WORKS ZON』の『Ground Zero』はR18がベース。
あまりに特別すぎるその姿は、フェラーリ級のオーラよりもさらに日常使いには向かなそう。

今回『CUSTOM WORLD 2026』として展示されていた全9台(だったはず)のうち、3台がBMW。
国産オートバイがレストア界隈に邁進し、スニーカーの如き希少な市場を形成する昨今。
むしろハーレーの方がアンダーグラウンドに潜り、こっち方面では、はみ出し者だったBMWが、DUCATIを差し置いてカスタムシーンのセンターに躍り出ているような格好か。
BMWといえばオッサンのためのオートバイと言われて久しいが、時代は変わったのだとシミジミ。

もちろんこういったイベントに触れると、すぐにでも自分のR18で走り出したくなってしまうので、店内のカウンターで買ったクリームソーダで体温を下げ、サクッと見回したらすぐに会場をあとにする。

もちろん、ここまで来るあいだに痛い目にあった元箱根の渋滞に再び飛び込むのは避けたい。とかいう以前に、箱根といえば『芦ノ湖スカイライン』と『箱根スカイライン』、『ターンパイク』に『伊豆スカイライン』が言わずもがなのテッパン快走ロード。
ターンパイクは通行料がバカ高いし、伊豆スカイラインの行き先はいつもサーフィンで訪れる伊豆になるのため、行くとサーフィンがしたくなってしまうので、オートバイで行くのは避けたい。
ライダーズパラダイスからの帰りは、御殿場から山中湖に抜けて、いつもの道志みちで帰りたいので、御殿場までは芦ノ湖スカイラインからの箱根スカイラインを気持ちよく走って行こうと思う。

久しぶりの芦ノ湖スカイラインはまさに「最高!」でありました。
大型バイクを唄わせるにはもってこいのアップダウンに、走りやすいカーブの屈曲が実に心地良い。
やはり箱根は走りの聖地だ。

芦ノ湖の眺めもビューティフル。
展望台から振り返り様に見る私のR18もまた、ビューティフル。

そんな幸せな時間はあっという間。
Uターンしてもう一往復・・・という気持ちを押し殺し「まだ山中湖までの道と道志みちが待っている」と思い直して先を急ぐ。
この日のツーリングはまだ中盤だ・・・

本当は、箱根に上がる前に御殿場の『さわやか』で整理券を取ってからライダーズパラダイスに向い、帰りしなに『げんこつハンバーグ』を食べてから帰る計画だったのですが、残念ながら前夜の宴による胃もたれでそれどころではなくなってしまった。
一度のツーリングに、あれこれとイベントを詰め込みすぎるのはやはりキケンだ。

胃酸が逆流しないうちにさっさと帰ろう・・・(さわやかには、またいつか行こう)・・・というわけで、ここから先はノンストップで家路に就いた。

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