マンダロリアン・アンド・グローグー

あらためて自分の書いた、Disney+オリジナルドラマシリーズ『ザ・マンダロリアン』の紹介文を読み返してみましたが、劇場版となった『マンダロリアン・アンド・グローグー』につきましても、言いたいことはほぼここに書かれておりました。

ドラマシリーズの劇場版ですので、スターウォーズ好きの方でもそちらを観ていないと楽しめないのではないかと心配されるかもしれませんが、その心配はご無用。
なにせ監督はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)アベンジャーズ・シリーズの基礎を築いたと言って良い『アイアンマン』のジョン・ファブロー。
初めて観る方が多いことはきっちり折り込み済み。初見でも十分楽しめるように作り込まれております。
何より、コムズカシイことは抜きにして楽しめる、エンタメ中のエンタメがスターウォーズというコンテンツの真髄。
ジョン・ファブローもそうしたスターウォーズの世界観をとても大切にしており、『エピソード6:新たなる希望』を初めて観たときのような感動を提供することを第一義にして、この『マンダロリアン・アンド・グローグー』を制作しています。

ただ逆に、ドラマシリーズを観て来た者としては少々腹八分目。否、言ったように腹五文目。

これまでもマンダロリアンでは、懐かしいキャラクターたちが多数カメオ出演を果たして来たので、今回も強めに期待したのですが、残念ながらそれは叶わなかった・・・

ドラマシリーズではこんな超のつくサプライズもあったのに。

かつてヨーダがルークにしたように、ルークがグローグーを指導するという胸アツなシーンもあったのですが、今回はそこまでのインパクトは用意されてはいなかった・・・

スターウォーズシリーズの人気ヴィランであるジャバ・ザ・ハット。
今回はその息子、ロッタ・ザ・ハットが登場するのですが、それでもルーク登場のサプライズに比べれば、いまひとつパンチに欠ける。
他にもあのマーチン・スコセッシ監督があるキャラクターで声の出演を果たしているのですが、今回私は吹き替え版を観たため、スコセッシ監督のお声を拝聴することはできなかった。ちなみに、オープニングロールにスコセッシ監督の名前はしっかりとクレジットされているので、私も目を凝らしてスコセッシ監督の登場を見守っていたのですが、声の出演だったとは。

さておき、いつも字幕版を観る私が、今回なぜ吹替版を観たのかというと・・・

今回初めて『SCREEN-X』版で観たから。
さすがはSCREEN-X!!ものすごい没入感!
ではあるのですが、そうした感動も最初の30分ほどで、その状況にすぐに慣れてしまい、そこからは普通に劇場鑑賞している感覚になってしまうのは3D上演と同じ。
良い経験ではありましたが、一回経験しとけば十分かなあ。

それはさておき、『マンダロリアン・アンド・グローグー』を観ると、ドラマシリーズ版の方も観たくなること請け合いです。あなたもぜひ楽しいドロ沼にハマってください。

(オススメ度:70)

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