ALTERNA SURF WAX を使ってみた話

石油系の材料を一切使わず、ミツロウとオーガニックココナッツオイルのみを原料としていることを謳う『GOOD SURF WAX』を使って来たのですが、こともあろうか販売が中止されてしまった。
家内製手工業製品だからこそ、生産性に富む石油系ではない原料を選択できたわけなので、時としてこういうことも起きてしまうのだろう。
生産中止の報を受け「今のうちに」と買えるだけ買っておいたのですが、オーガニックな原材料であるからなのか、デッキに付着しづらくなってしまった。自然素材は寿命が短いのか。完全な不良債権。

というわけで、乗り換えないとならないのですが、GOOD SURF WAXのときのようにピンと来るやつがない。
ちなみに、その前は『GreenFix』という溶けづらいことを謳うワックスを使っていた。
要は特徴の分かりやすいヤツが好みだということなのだが、最近の気分としては自然由来の原材料にこだわりたいところ。

最近ちょくちょくサーフショップで見かけるようになったのが『ALTERNA Surf Wax』。
蜜蝋、松ヤニ由来の樹脂など、自然素材を組み合わせたとされるサーフワックスだという。
いつも立ち寄るショップにあることはとても重要。
GOOD SURF WAXのときは手に入れるのに苦労させられた。
おかげで買い占めにまで発展してしまった。
さておき、まずはBASEとWARMだけ買って使ってみることにした。

同じく自然素材にこだわったGOOD SURF WAXは、ツブにするのがとても難しかったのですが、ALTERNAはSEXWAXと変わらない使用感。カンタンにツブが作れる。あまり塗り替えようと思わない面倒くさがりの私でも、これなら積極的に塗り替えようと思える。

肝心の使用感ですが、これまで使ったものと較べると、かなり乾いた触感。
まるで弱めのサンドペーパーのような細かい砂粒のような粒子を感じる。
鳥もちのようなペタッと貼り付く感触のものが多い中、これは珍しい感触。
好みは分かれるかもしれないが私は気にならない。
水に濡れた後もグリップ感に変わりはなく、もちろん滑ったりはしない。

２回目以降もその乾いた感触に変化が少ないように思う。
さすがに試していないが、ひょっとすると塗り重ねなくてもいけちゃうかも？
ワックスを忘れて行ったとしても１回くらいならなんとかなるかもしれない。

というわけで、TOROPIC、COOLを買い足すことにした。
しばらくはこちらでいきたいと思います。
何かあればまた報告させていただきます。