【年始から立て続けにR18に起こった厄災:その④】エキパイのブラック塗装が剥がれてしまった話

自前塗装したエキパイの塗面が剥がれてきてしまった。

「年始から〜〜厄災」というお題目に乗っかってますが、コトの発端はすでに昨年の11月に行った、もみじ湖〜ビーナスライン〜メルヘン街道ツーリングまで遡る。
ただ、剥がれるだけ剥がしてから処理し直した方が良いので、剥がれるがままにして放っておいた。
そうして年明けから「いつ処理作業を行うのか」と面倒くさがっていたので、これも立て続けに降りかかってきた厄災シリーズのひとつなのであります。

塗装がメッキ面に定着せずに全て剥がれてしまわないか、ヒヤヒヤしながら見守っていたのですが、塗装が剥がれてきたのは進行方向右側だけで、しかも、エンジンに近いエキゾースト出口付近のみ。
左側は欠けるどころか傷すらないので、これはこの部分にだけ何某かの問題がある可能性が高い。

とか言うのも、思い当たるフシがあるから。
この部分はまだ納車して間もない頃に、車体カバーが触れて溶けてしまい、焦げ跡をメタルポリッシュで磨いた部分。
きっとまだメッキ表面にメタルポリッシュが残っているのだろう。
再塗装する前に、それをメッキ表面から削り取ってやれば、左側と同様に定着してくれるものと思われる。

そうと分かれば即作業に移りたいところですが、リペアしたい気持ちをグッと堪えて、まずはこれ以上剥がれない状態になるまでジッと待つ。そうすることでメタルポリッシュが残存する部分を特定することができる。

剥離が発生してから400kmが経過した時の様子。

剥離が確認されてから800kmほど走らせた頃にやっと「いい加減やっておくか」と重い腰を上げることにした。
残った塗面は離れ小島のようになっている部分であっても、塗面の段差に爪を立てても剥がれてこないくらいしっかりと定着できている。
つまり、塗装を弾いてしまうような余分な要素がなければ、メッキ面にも塗装はきちんと足付けできるということだ。

粗めのサンドペーパーで余分なものを削り取るのが一般的な塗装の定石なのですが、極薄のメッキ層に穴を空けてしまうと、そこから溶剤が染み込み、今度はメッキ面ごと剥離させてしまうことにもなりかねない。
そうなるともう私にはディスクグラインダーでメッキ面をすべて除去するほかなくなる。
その作業の面倒さは想像しただけ吐き気がするレベルなので、それだけは何がなんでも避けねばならない。
サンドペーパーだと面圧が偏って1箇所だけ削り過ぎてしまったりする危険性があるため、曲面などでの作業性に優れる『不織布研磨シート』で、メタルポリッシュなどの溶剤落としと同時に足つけを行った。
ここまでするともう磨いても綺麗なメッキ面は蘇らない。
というわけで、いよいよこれでもうメッキマフラーには戻れなくなった・・・覚悟の上であります。

足付けの弱い部分は研磨中にパラパラと剥がれ落ちていき、結局ここまで削り落とすことになった。
やはり塗装の足つきが悪い部分と以前にメタルポリッシュで磨いた範囲とは合致する。
さておき、このマットなメタル感も悪くないな・・・という誘惑に負けずに、このあとしっかり脱脂して塗装開始。

耐熱塗装の下地処理にプライマーは効かないものと思っていたのですが、よくよく説明書きを読むと、焼き付け塗装の下地にも使えるとあったので、今回は『ミッチャクロン』を使ってみた。
果たしてこの判断は吉と出るか凶と出るか。

ミッチャクロンが乾いたら再塗装開始。
メッキ面が隠れる程度に塗面を作ったら、古い塗面との段差が残っても一旦ここで作業終了。
また走りながらエンジン熱を加えて塗料を硬化させる。

古い塗装の断面部分にできる段差は、新たな塗料が硬化した後に#1000のサンドペーパーで水研ぎして平滑にする。
それからもう一度上塗りしてリペアは完了。
これでまた一から再塗装しなくても、部分的にリペアできることが判明した。
つまりはこれでカッコイイ状態の持続可能性が高まったというわけだ。

言ったようにまた剥がれてくる可能性も十分あるのですが、その時はその時。また塗装し直すだけのこと。
イタチごっこに付き合う気は満々。
こうしてまたひとつ、自らの手で厄を払うことができた。ということにしておく。

そして、本来厄災には含まれないデキゴトではありますが、お次は少なくない予備的な整備と出費を考えれば“プチ厄災”とも言える車検が待っている。
R18を手に入れて、もう3年かあ〜〜〜。時の経つのはほんと早いなあ〜

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